志望動機なんて聞かないでくださいませ
派遣社員の顔合わせという名の面接で、志望動機を聞いてくる企業さんがおります。
この質問で首を傾げたことはありませんか?
短期間契約(3か月更新)を繰り返すであろう派遣される側からすると、
派遣先の事業内容など、正直、あまり見ていないことが多いです。
なぜなら「勤務条件」が自分に合っているかで、
紹介を受けた又はエントリーをしたからです。
色々な答え方があり、何が正解か分かりませんが、
面接直前に企業のHPを見て企業理念や社長のお言葉に目を通し、
さらっと「活気あふれる御社独自のお客様対応に感銘したからです」とか言うか、
「今の自分の生活状況と、御社の望まれている人材条件が合致したと感じました」でも、有りかなと思います。就職面接じゃないので、さすがにそれ以上は突っ込んできません。
と、思いきや。某企業さんにはかなり突っ込まれました。
「弊社と競合A社ではどこが違うと思いますか?」
「弊社の業績を更に上げるにはどのようにしたら宜しいでしょうか?」
「弊社が昨年出版した著作本を読んで来られましたか?」と。
前者の2つの質問には、なんとなーく消費者目線で違いを述べ、
後者の質問は正直にNOと返答。もちろん、落とされた派遣面接でしたが、
派遣入社しても、我が社に染まれという無言のプレッシャーは来たと思います。
結局、この面接で得をしたのは、同席した営業担当さん。
面接終了後に「本を買って社内にキープしなきゃ」と意気込んで私と別れました。
次の候補者を振るいにかけて、早く契約を取りたいのでしょう。
しかし、面接不採用って判断も早すぎだし、露骨だし。。。。